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期待のジャンダルム(奥穂から西穂) [山歩き]

昨日はなかなか寝付けなかった、

それでも、PM9時以降の記憶が無いから、

現在AM4時、都合7時間近く睡眠が取れたことになる。

充分休息できた。

やはり、3日目ともなると体中痛むが、

動けないという訳じゃない。

部屋着を脱いで、サポートタイツをはき、柔流を着ると、

スイッチが切り替わるのがわかる。


準備を整え、玄関ブーツゲイターを装着。

よし、いける。

まだ暗い玄関の土間の自炊スペースで、

昨日もらった弁当を、ヘッドライトの明かりで食べる

暗闇で食べると味も半減だが、ぜいたくは言わずペロリと平らげてしまう。



外に出てみると、太陽が地平を火の海に変えはじめている。

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AM5時、山荘出発。奥穂高岳に登り始める。

しょっぱなから意外と険しい。

少し登って下を見ると、

目覚め始めた穂高岳山荘の明かりが、

なんだか懐かしく見える。

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フト目を上げると・・・

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槍が・・・

おお、24時間前にはあそこにいたんだよなぁ~




夜明けはすみやかに訪れる。

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ジャンダルムが明るく輝きだしたかと思ったら、

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ご来光です。

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わかりますでしょうか、

奥穂高岳の影が、雲海に映っています。

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AM5時30分、奥穂高岳、山頂(3190m)。

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朝霧の中の上高地、

向こうからはどんな風に見えているんでしょうか。

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雲海の上に、南アルプスと富士山。

なにしろ日本で3番目に高いところ、360°の展望です。



さて、ここまで30分歩いてきて、

体調は・・・

申し分なさそうです。

「サプリメントで疲れを持ち越すな作戦」の効果でしょうか、

まぁ、確かに少しは疲れはあるが、

かえってそのほうが変に無理しなくていいかも。


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これから向かうジャンダルムです。



えっ、?!

なんですか~?

ふむふむ・・・

おめー、前からジャン・・なんとかってずっと言ってるケド、

その、ジャン・・なんとかって、いったいなんのこっちゃぁぁあ~?!

ですってぇ~?



・・・

ふっ、ふふふ。

その質問を待っていたんですよぉぉお~!


前の写真のドーム状の岩稜が『ジャンダルム』

「ジャンヌダルク」や、「ジャン・クロード・バンダム」ではありません~


『ジャンダルム』というのはフランス語で憲兵を意味するとのこと。

このドーム状の岩稜は、

あたかも穂高を護衛するかのようにそびえているので、

穂高の前衛峰という意味でこの『ジャンダルム』という名が付けられたそうです。


なんでフランス語なのかは知りませんが・・・

まぁ、なんとなくかっこイイからいいじゃないですか~


そのかっこイイ名前と、独特な佇まいから、

憧れる登山者も多いんですが、

一般登山道とはいえ、最難関と呼ばれるルート上にあるため、

『ジャンダルム』に登るのはそれなりの覚悟が必要なんです。




そんな覚悟を胸に、AM5時30分

いよいよ、最難関コースへ、

先行は・・・

ご来光を待って歩き始めたとおぼしき2人組のみか、

300mくらい先行しています。

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まずは『馬の背』、左右がスパッと切れ落ちたまさにナイフリッジです。

落ち着いて通過、

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『ロバの耳』です。ここは岩肌にはりついてトラバース。

奥穂から西穂へ抜けるコースは、

基本、降りです。

谷底に降りていくんじゃないかっ、とばかりの急斜面。

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振り向くとこんな感じ・・・

いったいどこをどう降りたんだか分らなくなりそう・・・

『ロバの耳』をすぎると、

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ついに『ジャンダルム』が全容を、

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てっぺんに先行の2人の姿が見えます。

直登出来ない事も無いが、危険なのでまわり込んで西穂側から登ります。

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そして『ジャンダルム』頂上、AM6時22分。

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眺めは360度!!

しばし景色を堪能し、すぐに先に進みます。

『コブ尾根の頭』はザックをおいて一休みできる。

が、そのまま通過。

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『コブ尾根の頭』から、また降り、

西穂から焼岳まで一望のもとに。



ひとしきり降ると、

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『畳岩尾根の頭』です。

この辺りからペンキマークが見当たらなくなり、ルートが不明瞭に、

たぶんどっかに巻き道があると思うが・・・

せっかくなので直登し尾根の頭を越えてしまう。

不明瞭箇所が続くが、

天気がよく、先が見渡せるので、迷わず歩けます。

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降りの途中、前方に天狗の頭と間ノ岳が、

さらに降ると、

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『天狗のコル』です。AM7時20分着。

このコース唯一のエスケープルートがありますが、

むろん先に進みます。

『天狗の頭』への登り、

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いきなりほぼ垂直の登りです、

遠くで見えていた時は楽な登りに見えたが、

実際はけっこう険しい。

ここで初めて西穂側からの登山者とすれちがう。

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AM7時37分、『天狗の頭』です。

こんども降り、

『逆層スラブ』です。

薄い岩の層が滑り台のように何層も重なってます。

岩は乾いていて、ブーツのフリクションが効くので、

慎重に降りれば、難しくはないと思います。

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一旦降りて、振り返って撮った『逆層スラブ』。

降りたところが『間天のコル』

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ここから、『間ノ岳』への登りです。

浮石に気を付け、落石おこさぬよう、慎重に進みます。


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『間ノ岳』山頂、AM8時10分着。

ちらほらとすれ違う人もいます。

間ノ岳降りはまさに浮石だらけ、

足を取られたら、谷底まで落ちそうなところです。

ほどなく『赤石岳』

ここまでくれば西穂高岳も近い、

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右側の人がいるピークが西穂高岳です。

振り返ると、

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槍ヶ岳から今までのルートが一望のもとに、

ずいぶん歩いてきたんだなぁ~

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本コース最後のピーク、P-1に着くと、

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西穂高岳はすぐそこです。

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そして、AM9時10分西穂高岳到着。



奥穂高岳から、3時間40分、長いような短いような、

とても濃厚な時間でした。



コースの印象は、

やはり最難関コースだけあって、

今までの登山道と違い、

険しく油断できない箇所がめじろ押しですねぇ~

高度感も抜群です~

でも、ザックを置いて休憩できそうなとこが、

けっこうあったのは意外でした。


鎖場はけっこうありましたが、

今回、使わないで通過することが出来ました。

かえって鎖に頼ると危なそうな箇所も・・・




最難関とはいえ、一般登山道なので、

三点確保が出来、高所で体が固まることが無く、

浮石、落石に注意して、

慎重に歩ける自信があれば、

このコースにチャレンジしてもいいかもしれません(自己責任でね~)


もちろん悪天時には行かない方がいいでしょう。






な~んて生意気な事書いちゃいましたが、

まだ終わっちゃいませんよぉぉお!!

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眼下のロープウェイの駅まで降りなければ帰れませ~ん。

到着の感動もそこそこに歩き始めます。

ここ、西穂高岳から、西穂独標までもなかなかの岩場なので気を抜けません。




しかし、今まで歩いてきたコースのレベルとは明らかに違う、

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AM9時44分、ピラミッドピーク、

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AM10時、西穂独標、

鼻歌まじりです。

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あとは岩場はありませんが、西穂山荘までの降り、

う~ん、膝に来そう・・・

すかさずストックを装備し、「ストックが鍵、膝を笑わせるな作戦」を発動。

すると、膝の負担も無くなりスピードUP!!

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AM10時40分、西穂山荘着。

ここで初めてまったりモード、

お茶で1人乾杯し、

西穂ラーメンに舌鼓。

栄養補給したらホントのラストスパート、

AM11時10分、西穂山荘出発、ロープウェイの駅へ、

ストックを駆使し、膝の負担を軽減しつつ、飛ぶように降りてゆく。

「あんよふかふかクッション作戦」の効果でしょう、足の指はまったく痛くなりません。

AM11時45分、ロープウェイ駅着、

ゆっくり装備を解除し、行動終了。





平日だというのに観光客がけっこう多い、

本格的な山のいでたちをしているのは私ぐらい、

なんだか別の世界からやって来たみたいだ。



PM12時15分のロープウェイに乗り込む。

けっこう混んでいる、

修学旅行だか、サークルだかの旅行で来たらしい女の子が、

「きゃ~ゆれるぅ~」だの「ちょ~キレ~」などと騒いでいる。


ああ、君達に今日のあの景色を見せてあげたいよ。



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ロープウェイの窓から私が歩いてきた稜線が見える。

最高の山行だったな。

改めて思った。
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希望の大キレット [山歩き]

山小屋の朝は早い・・・

AM3時頃から、早立ちする人の準備する音で目が覚める。

しかし、今日はゆっくりする予定、

朝食のAM5時までは布団の中にいよう・・・[眠い(睡眠)]

・・・・

・・・・

AM4時半にまた目が覚める、

どうやらみんな、ご来光を見るようだ、

確かに窓の外は少しづつ赤味を増していく、

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日の出を待つ地平のかなたに富士山の影がそっと浮かんでいる。

日の光を下から浴びながら移り行く景色にも心惹かれたが、

とりあえずは朝食っ!


ごはんと味噌汁をおかわりしてエネルギーは満タン。

筋肉痛もさほどひどくない、

サプリメントで疲れを持ち越すな』作戦のおかげですかな、


出発の準備をし山荘から出ると、

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ちょうどご来光。

たちまち周囲に光が溢れ出す。[ぴかぴか(新しい)]


ご来光を拝みに、槍の穂先に登っていた人々が降りてくるのを待って、

1人空身で穂先に登る。

腹ごなしにはちょうどいい。[るんるん]

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槍ヶ岳山荘のバックには笠ヶ岳。

AM5時49分、再び槍ヶ岳山頂。

ひとりじめです。[グッド(上向き矢印)]

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すると、今回の計画のメインルート、

この槍ヶ岳から、大喰岳、中岳、南岳、大キレット、北穂、奥穂、果てはジャンダルムまで、

すべて見渡せるこの景色!![グッド(上向き矢印)]

こんな天気の日にそのまま帰ってしまうのはもったいない!!

一生後悔することになるカモ?!


しかし、体力が持つか、そこが1番肝心です。

穂先を降りながら、慎重に自分の体調を分析。

食後の軽い倦怠感はあるが、よく眠れたせいか、

頭はスッキリ、体のキレも悪くない、

無事、高度順応できているようです。


「クッ、クックックッ。」

こうなればもうこっちのもの、

「矢でも鉄砲でも持ってきやがれぇぇえ~!!」

昨日の敗退ムードはどこへやら、

朝日に燃える槍ヶ岳にワタクシの雄たけびが響きわたるのでした。(ウソ)



でも、実際はしばらく歩いてみないと、

今の感覚が本物かどうか判断できませんので、

とりあえずの目標は南岳まで、

そこで余裕があれば、その先、大キレットに進もうと決定。


AM6時、槍ヶ岳山荘出発。

飛騨乗越、大喰岳と順調に歩きます。

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大喰岳(3101m)から振り返って槍ヶ岳。

中岳(3084m)を越えて南岳(3032m)。

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そして南岳小屋、AM8時01分。



快調なペースです。体力も充分。

これなら当初の予定どうり、大キレットを越えて北穂、涸沢岳、

そして今日の宿泊予定地、穂高岳山荘にたどりつけそうです。


南岳小屋でポカリスエットを飲んで小休止、

すぐに出発し、大キレットを望む。

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大切戸と書きます、

山の稜線上のひときわ切れ込んだところをキレットというんですが、

ここは、そのキレットのなかで最大級なので大キレットといいます。

切れ込んだところは痩せた岩稜帯のため、

難所が多く、一般登山ルートでは難関との呼び声が高いトコです。

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AM8時13分、まずは、こんなハシゴと鎖場を下っていきます。

しばらく歩き、

振り返ると、

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こんな感じ、


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長谷川ピーク(2841m)を越えて、飛騨泣きを登っていくと、

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北穂高小屋が見えてきます。

ふう、あと一息、

確かに危険箇所は多いが、連続しているわけじゃないので、

落ち着いて歩けば大丈夫だと思います。

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そして、AM10時15分、北穂高小屋着。

ザックをおろして大休憩、

しかし、ガスって展望はなし。

お茶漬けを作って食べ、玄米茶でほっと一息。

AM11時出発。

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すぐに北穂高岳山頂(3106m)AM11時06分。

ここからは下り、

テント場をすぎて、いったいどこまで下るんだぁ~、

って、

あれっ、なんか涸沢小屋が近づいて・・・

やばっ、[あせあせ(飛び散る汗)]

ルートミスしてるぞ、[たらーっ(汗)]

急いで登り返す、

分岐点まで登り返すと、割としっかりした指導表が立っている、

どうして見逃したかわからないが・・・

この辺でウインドストッパーを脱いでザックにしまっていたような・・・

その時かな~

とにかく、4、50分、時間を無駄にしたようです~[パンチ]

だが、そう焦らなくても穂高岳山荘にはPM3時くらいには着けそうだ。

落ち着いて歩き始めます。

このあたりも大キレットにおとらず、けっこうスリルがあります。

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最低コルPM12時42分、

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涸沢小屋が小さく見えます。

さっきはけっこう大きく見えていたっけ[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]

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落石が怖いので先行者がいるとあまり近寄れません。

安全にゆずってもらえそうなトコまでは我慢、我慢、

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涸沢槍あたりからの奥穂、ジャンダルム、

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PM1時46分、涸沢岳(3103m)に着くとすっかり晴れてきました。

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目指すはあそこ、穂高岳山荘です。

って、なんてトコに建ってるんだぁぁあ!



そして、涸沢岳を下って、PM2時、穂高岳山荘着ぅ~[るんるん]

今日は余力を残して到着できました~

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目の前には大迫力の奥穂高岳。[ぴかぴか(新しい)]

ここは、明日登ろ。


夕食PM5時までは時間があるので、部屋着に着替えウロウロ、

おやつにカップめんを食べたり、

まったりモードです。

高度には順応しているので昼寝をしても、もう安心。

くつろぎまくりました。[揺れるハート]

・・・

・・・

PM5時、お待ちかねの夕食、

しかし、こんな山の上なのに、

どこの山小屋も食事がおいしいっ!

しっかり食べて大満足。



食後のお散歩。

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赤く染まりゆく常念岳。

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ジャンダルム・・・

明日は登ることが出来るだろうか・・・



ガスってきたので夕焼けは無し。



日が落ちると、とたんに空気が冷たさを増します。

ダウン持ってきて良かったぁ~
  
すぐに星空が瞬きはじめます。


・・・・

・・・・



さてと、明日は早立ち、

弁当をもらって早々に布団にもぐりこむ、

部屋は空いてて居心地もいい。





1日目、9時間、2日目、8時間と歩き続けて、

疲れも溜まってきている。

明日起きたら奥穂高岳に登って、

その時の体調で、その先にいくかどうか決めよう。

さあ、明日はクライマックス、

なのにいっこうに寝付けない・・・

明日はどんな日になるんだろうか・・・
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北アルプス縦走計画 [山歩き]

話の途中ではありますが・・・

今回の『北アルプス縦走計画』ついて、

もう少し詳しくお話せねばなりますまい。




え~、

そもそも、

北だか南だか知らんが、日本なのに『アルプス』ってなんじゃい!!

と言う方に・・・


・・・


オホン、

とある昔にですよ、

飛騨山脈を調査したイギリス人の“何とか”って人が、

ヨーロッパのアルプス山脈にちなんで、

そっから見える山脈やら、周辺やらを『日本アルプス』って紹介したのが、

この『アルプス』っていう呼ばれ方の由来なんですね。


んで、その後に、日本人の“何とか”って人が、

飛騨山脈を『北アルプス』、

木曽山脈を『中央アルプス』、

赤石山脈を『南アルプス』、

と名づけたんです。

(ウィキペディア参照。ってウィキペディアにはもっと詳しく書いてありますよぉぉお!)



どうです、

ざっくりと理解していただけたでしょうか?

・・・

・・・

でだ、


その中の『北アルプス』の南部、

槍ヶ岳から穂高連峰までが今回のターゲット。

そこを縦走して行く計画です。

縦走というのは、

山々の稜線を伝って、頂上を踏みながら歩いていく登山スタイルです。

稜線を伝って歩くと言うことは、

展望が左右に開けてますので、

ハンパなく眺めがイイっっ!!


どうですっ!

行きたくなるのも必然ではないでしょうかっ?!



しかしながら、

そこは3000m級の山々が連なるコース、

決して油断はできません、

特に最後の奥穂高岳から西穂高岳までのコースは、

日本の一般登山道の中では最難関とまで呼ばれるコース。



さて、

果たして、

縦走を全とうすることは出来るのでしょうか?

・・・・

・・・・

・・・・


と、ここで、

今回の装備の説明です~。





・ベースレイヤー(いわゆる下着ですな)

 上、CW-X柔流、長袖、 下、CW-Xサポートタイツ、

・ミドルレイヤー(いわゆる中間着ですな)

 上、MILLETの半袖、 下、Marmotのハーフパンツ、

・アウターレイヤー(いわゆる上着ですな)

 上のみ、MAMMUTのWINDSTOPPERジャケット(朝と大休憩時のみ、ほとんど着用なし)


・ゲイター、mont-bellGORE-TEX(コードはベルト式で信頼性が高い、冬期対応)常用

・和帽子、 こてめんどう(柔道着や剣道着とおなじ生地、非常に丈夫。通気性良好)

・グローブ、 mont-bellサイクルグローブ(甲はステンレスメッシュ、丈夫で通気性良好)

・ソックス、 ミズノ、(厚手でクッション性良好、ふかふか。)

・ブーツ、 ライケル Mt.Crest GTX MS

・レインウエア、 mont-bellストームクルーザー上下

・ダブルストック、 ブラックダイアモンド


・ザック、 カリマー、リッジ40リットル

・ガスストーブ&クッカー(チタンソロセット)

・救急&レスキューセット

・レザーマン多機能ナイフ

・オスプレー、3リットルハイドレーション

・プラティパス折りたたみ水筒に2リットル

・折りたたみ傘

・携帯酸素

・日焼け止め

・虫除け

・ブーツの紐(予備)

・ヘッドライト

・ヘッドライト予備電池

・携帯電話

・携帯電話予備電池

・メガネ予備

・手ぬぐいタオル

・部屋着、 上、フェニックス 山用トレーナー 下、コロンビア 山用パンツ

・インナーダウン、 ミズノ ブレスサーモダウン(小屋用、日がおちたら有効)

・汗拭きシート、 顔用、体用、

・ティッシュ

・ビニール袋数枚、 ゴミ持ち帰り用

・行動食、(ナッツ詰め合わせ、塩飴、カロリーメイト、ウィダーインゼリーなど)

・非常食、(ナッツ詰め合わせ、カロリーメイト、カーボショッツ、など、もちろん行動食とは別梱包)

・主食、 昼、大休憩時に食べる。(おむすび2個、アルファ米、味噌汁、お茶、お茶漬けの元)

・コンデジ、 (従来のコンデジのオートフォーカスが機能不全のため買い換える)

        SONY Cyber-shot DSC-TX5 (いわゆるタフデジカメです)


と、こんな感じでしょうか、

ザック重量14キロでした~^_^;

・・・・

・・・・



さて、話は続いて2日目です~。
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後悔の槍ヶ岳 [山歩き]

ああぁ、

いったい俺はこんなトコでナニやってんだか・・・

14キロのザックが両肩に容赦なく食い込み、

ジグザグの急登に、足を前に出す事すらままならない。



AM11時、

通常の休みの日なら、

居間にころがってテレビでも見ている時間だ。



ところが現状はどうだ、

信穂高温泉をAM5時に出発し、

かれこれ6時間は登り続けている、

が、ゴールは絶望的に遠い。

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はるか遠くの稜線上、

ゴツゴツした岩の隙間に人工物らしきものが認識できるが、

どうやらあれが今日のゴール、

槍ヶ岳山荘らしい。

幻のようだ。



さらに30分、

飛騨乗越への分岐にたどり着いた。

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カメラのズーム機能を用いれば、

槍ヶ岳山荘も少しは近づく。

しかし、カメラから目を離せば、現実は厳しい。

今のペースではゆうに3時間はかかるだろう。

さっきよりも100mは高度を上げた筈だが、

幻が現実味を帯びるには程遠い。



見えてはいるが、一向に近づいてこないという現実は、

さながら悪夢の中にいるような感覚すら呼び起こさせる。



「ああぁ、帰りてぇ~」

思わず弱音が口をつく、

しかし、行程の最終段階に足を踏み入れてしまった今は、

ひたすら前に進むしか道は残されていないのだ。



いったいなんでこんなことになってしまったんだろう?

机上の予定では、

今頃槍ヶ岳山荘に到着している筈だったのだが・・・



作戦は万全のはずだった、

苦しい時に笑顔をひねりだし呼吸を整える

『ニコニコ有酸素運動作戦』は、

標高2700mの現時点で頭痛がないことから、

うまくいっているようだ。

『あんよふかふかクッション作戦』は

まだ下りじゃないのではっきりしたことは言えないが、

感触は良さそうだ。

『炭水化物&塩分摂取、朝定食作戦』は

40分ほど前に行って、少し元気を回復した。

『サプリメントで疲れを持ち越すな作戦』は

1日が終わってみないと効果がわからない。

『ストックが鍵、膝を笑わせるな作戦』は

現在進行形だが、調子は上々。



と、

個々に見ていくと、

それぞれの作戦は効を奏しているようだが、

それが全体の成果として現れていない・・・・

・・・・

・・・・

つまりは、

・・・・

・・・・


すっかり、バテて疲れきってしまったということなんですよぉぉお!!



何が原因なのか・・・


寝不足・・・

確かに昨日仕事が終わってすぐに用意して、

風呂入って出発して・・・

途中のSAで休憩はしたが、ほとんど寝てないか・・・


だいたいザックが重過ぎるっ!

長丁場に備え水を大量に入れすぎた、

いくらなんでも5リットルは必要ないだろう。

消費した水は山小屋で補充できるし、

まぁ、途中で気付き2リットルほど沢に流したので

多少は楽になった。

・・・・

・・・・

言い訳ばっか思いつくが、

1度バテてしまうと容易には立ち直れない。


素晴らしい景色には目もくれず、

稜線目指して一歩一歩、一心不乱に登り続けるしかない。



「はぁ~、うちに帰りてぇ~」

今日中に下山するのは無理だから、

槍ヶ岳山荘に泊まることになるのだが、

明日ゆっくり起きたら、速攻で今日来た道を取って返し、

家に帰ってゆっくり休むんだっ!!

かたく心に決めてしまう。


んっ、縦走計画ぅ~?


無理無理無理っ!!

こんな状態じゃぁ自殺行為ですよっ!

山の怖さは知っているつもりです、

帰ります帰ります帰ります!!


単独だしね。

そこは自由が利いて良いところなんですよぉ~



そう決めると不思議に力が湧いてくるようだ、

なんとか頑張ってPM1時30分、

稜線にたどり着いた、

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飛騨乗越だ。

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やっと山の向こう側が見える。

正面に見える鋭角は常念岳だ。

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ここにきてやっと、槍の穂先とご対面。

普段なら感動的な景色だが、

今の私にはその余裕が無い。

「ああ、いいね。」

軽くつぶやいて先を急ぐ、

まだゴールではないのだ。


テント場を過ぎると槍ヶ岳山荘と『槍』そのものが全景を見せる。

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さすがの迫力にしばし呆然と見入ってしまう。

我に帰り、ラストスパート、

PM1時50分、槍ヶ岳山荘着。

ザックを降し『槍』と対峙。

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山荘にはまだ入れない・・・

まだ、終わってないのだ。

・・・・

ザックを残し、空身で『槍』にむかう。

久しぶりの岩場で少し緊張する。

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なめてかかると滑落死だ。

そして、PM14時10分、

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3180m、槍ヶ岳山頂です。

ああぁ、今日のノルマがやっと終わった~

達成感というか義務感というか、

とにかく肩の荷がおりた瞬間でした。

360度の景色はサイコー!!

しかし、長居せずにすぐに降ります。

明日の朝また登ってから帰ろ。

・・・

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下りのほうが緊張しますねぇ~




宿泊手続き時に予定を聞かれる、

見栄を張って南岳から新穂高に降ります。

などと答えてしまう、

ホントは今来た道を引返すつもりだよ~

・・・・

・・・・


でも、

・・・・

・・・・

もし体力が回復したら南岳ぐらいまでは歩けるか、

そしたら3000mの稜線を縦走したことにもなるし・・・

・・・

まぁ、明日次第だな。




PM5時の夕食まで時間があるので、

部屋着に着替えゆっくりする。

ここにきて少し頭痛が、そして眠気・・・

高山病の予兆だっ!

決して眠るまいっ!

昨年の剣山荘の轍は踏まぬぞ。

深呼吸し水分をたっぷり補給し

臨戦態勢はOK。

とは言っても『寝ない』というだけの話ですが・・・

外に出て散歩したり、ザックの中身を整理したり、




やがてPM5時、夕食です。

食欲はバッチリ、ごはんに味噌汁はおかわり自由、

満腹になり食堂をあとにします。

ものが食えれば怖いものはねぇぇえ~!!

高山病は大丈夫そうです。


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ここが今夜の部屋、

さすがに平日、空いてます。

ゆっくり眠れそうだ~

消灯のPM8時前に外に出て空を見上げる。

満天の星空!!

・・・

明日はいい日になりそうだ・・・

・・・

部屋に戻り就寝。


明日は明日の風が吹く・・・[眠い(睡眠)]
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北八ヶ岳  反省編(作戦会議) [山歩き]

さて、

当初楽勝かと思われた北八ヶ岳、

終わってみれば計画通り歩いたはものの、

余力はほとんど無し、へろへろになりながらのゴールでした。[バッド(下向き矢印)]



しかし、これしきのことでへろへろになっていたのでは、

この後の『北アルプス縦走作戦』も危うい・・・


早急に対策を練らねば・・・



てな訳で作戦会議なのです。

・・・・

・・・・

まずは、高山病対策。


今までの経験から、私は高山病になりやすいらしく、

2500メートル前後から少しづつ頭が痛くなってきた気がします。


ううむ、

これでは今後たいていの山で高山病に苦しむこととなってしまう?![がく~(落胆した顔)]

これは是が非でもなんとかせねば・・・[パンチ]



高山病の原因は酸素不足、

効率良く酸素を補給するには・・・

携帯酸素っ!!』

いやいや、なんか根本的なことを見逃しているぞ・・・

んんん・・・

[ひらめき]そうだ!呼吸法!!



今まで私は呼吸の乱れるのをよしとせず、

鼻から、最小限の呼吸のみで済ませようとしていました。


これでは空気の薄い高所、しかも山登りという有酸素運動をした時に、

自ずから高山病になろうとしているようなものじゃあありませんかっ!


よしよし、

答えが見えてきたぁ~


酸素をより多く取り入れるのは、

深呼吸だが・・・

深呼吸しながら歩き続ける訳にもいかんし・・・


口を大きく開けていれば酸素を多く取り込めるか・・・





[ひらめき]そうだっ!!笑いだっ!


笑顔で口を大きく開けて歩けば、

自然に口から大きく息を吸い酸素を多く取り込むこととなる!


それに、笑いながら走ると、いいタイムが出るって聞いた事もあるし・・・



よしっっ!!

決めたっ!!

『ニコニコ有酸素運動作戦』決定~!![ぴかぴか(新しい)]





あと、懸念は、

足指の痛みかぁ、

ストックを使えば軽減されるハズだが・・・・

いやいや、ここでも根本的な何かを見逃している気が・・・


う~ん、

そもそもこのブーツに変えて、最初から痛みがあったっけ?

そういえば、いまのソックスに変えてから足指の痛みが気になるようになった気が・・・



今、常用しているソックスは、

ピッチリ締め付けてサポート力を発揮するタイプだが、

全体的に薄いのでクッション性がほとんどありません。


足場の悪い山道を長時間歩くためには、

サポート性よりクッション性が重要なんじゃないか?!



よぉぉし!!

[ひらめき]わかったぁぁあ!!

早速、クッション性重視のソックスに変更だぁぁあ!!


ええと、

作戦名は・・・

『あんよふかふかクッション作戦』だぁ~!![ぴかぴか(新しい)]



あと補給だが、

行動食は今まで通りでいいだろう、

ただそれだけでは充分な力がでない・・・

やはり、好きなものをガッツリ食べておかないと・・・

計算上のカロリー取得より、メンタルなカロリーを重視だな(なんのこっちゃ)


[ひらめき]よし、

ここぞと言う時に、ご飯と味噌汁を食べる、

『炭水化物&塩分取得、朝定食作戦』決定~![ぴかぴか(新しい)]




そして、3日連続で歩き通すことになるので、

いかに疲れを次の日に持ち越さないかだが、

・・・

そこは科学的にスマートに・・・

アミノ酸、グルコサミンなど山歩きに効きそうなサプリを

ちょうど2泊3日分に小分けしたものを見つけました。

[ひらめき]んで、

『サプリメントで疲れを持ち越すな作戦』発動~。[ぴかぴか(新しい)]



そして、やはりストックは必要ということで、

『ストックが鍵、膝を笑わせるな作戦』発令~。[ぴかぴか(新しい)]






ふふ、



この5つの作戦を、

悪魔的な頭脳の冴えによって瞬時に導き出したワタクシは(ウソ)

『北アルプス縦走作戦』の成功を

1ミリたりとも疑わずに、その日8月31日を迎えるのでした。


さて、その結末やいかにっ?

次回いよいよ勝負の山行!!


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